湯沢神社
健命寺の西に隣り合い、うっそうとした老杉の林立の中に、簡素にして品のある本殿が建ちます。ひときわ目を引く向拝の彫刻を作ったのは越後国頚城郡の岩崎嘉市良重則。正面中央にかかる扁額は、明治の元勲三条実美の揮亳です。この他境内には百段余りの急な石段、お宮の大欅と呼ばれ愛されている樹齢1000年を超す巨欅、松尾芭蕉句碑などの石碑が趣深く並びます。
例祭は毎年9月8、9日。灯籠祭りの名のとおり花灯籠・灯籠行列はあり、獅子舞も登場。中でも圧巻は猿田彦神の"シメ切り"。また夜空に輝く花火も盛大です。