MENU

array(4) {
  [0]=>
  int(79)
  [1]=>
  int(82)
  [2]=>
  int(81)
  [3]=>
  int(80)
}

みる・あそぶ

名立大工による百十余前の野沢温泉「大湯」の湯屋建築

明治惣湯 越後名立工匠塚田寅五郎作

野沢温泉を代表する風景、温泉街の中心にある「大湯」の美しい湯屋建築には時代の趣が感じられる。
明治21年、浴室の換気不便のため浴室と浴槽の改築申し込み書を提出する。
「野沢温泉誌」明治21年には、集落の中心にあった共同浴場の「大湯」を大改築して、温泉客を呼ぼうと意図したものであり、その年秋の完成には、長野県知事、木梨氏を招き、大々的に行事を行なった。
馬で到着した知事を人びとは土下座して迎えたという。
「大湯」の湯屋建築はその後、昭和23年に改築され、さらに平成5年にその面影を残して建て替えられた。
野沢温泉の人気は情緒豊かな街並みで、のんびり温泉を楽しむこと。
今も昔も変わらない、古さと新しさを持ったセピア色の野沢温泉である。

明治時代の野沢温泉「大湯(惣湯)」付近

明治時代の古い写真を見ると、真ん中に立つ松は、馬つなぎ馬になっていた。時代がゆっくりと流れている。

集印帳で集めることができる大湯のイラスト

信州、野沢温泉には13ヶ所の外湯がある。地元の共有財産である外湯は「大湯」の薬師如来を中心に十二神将になぞらえて、外湯めぐりを楽しむことができる。

詳細情報