野沢温泉の雪解けは4月上旬ごろ。春の訪れを告げる福寿草から始まり、
さまざまな山野草が花のバトンをリレーします。標高差があるので、
それぞれの花の見頃は少しずつずれ、長く楽しめるのも野沢温泉の特徴。
9月下旬から10月下旬にかけては紅葉が山を彩ります。
開花時期カレンダー
季節の花図鑑
福寿草〈4月〉
雪が解けると真っ先に咲き野沢温泉に春の訪れを告げます。温泉街から少し離れると、群生地があります。
カタクリ〈4月中旬~〉
温泉街近くのゲレンデに群生し春のおとずれを告げます。
アズマイチゲ〈4月中旬~〉
雪解けの早春に村の山麓や川沿いの土手に咲きます。花の色は白のほか、紫や薄紫色もあります。
オオイヌノフグリ〈4月中旬~〉
畑仕事が始まる前に畑一面オオイヌノフグリとハコベが咲き競います。
フキノトウの花〈4月〉
桜〈4月中旬~5月上旬〉
雪深い野沢温泉では、周囲の山に残雪が有るなかで見頃を迎えます。
雪椿〈4月中旬~5月〉
日本海側特有の植物で、細い枝が雪に潰されても折れない特徴があります。雪解け新緑の頃に赤く鮮やかに咲きます。ノザワツバキも同時期に咲く。
イカリソウ〈4月中旬~5月〉
ノザワツバキ〈4~5月〉
タムシバ〈4~5月〉
コブシに似ていますが、コブシほど高木になりません。花は葉より先に開きます。
ウワミズザクラ〈4月中旬~〉
ブナの花〈5月〉
菜の花(野沢菜)〈5月〉
晩秋に蒔いた野沢菜の種は、5月に1メートル程に成長しレモンイエローの菜の花が鮮やかに村を埋めつくします。
アケビ〈5月〉
イワナシ〈5月〉
林道端や道路脇などに生える常緑の低木です。筒状でピンク色の花を枝先に数個つけます。
チゴユリ〈5月中旬~6月〉
ツツジ〈5月〉
温泉街の北に在るツツジ山には、およそ5千株のヤマツツジとレンゲツツジが咲く。毎年6月第一日曜日には、ツツジ祭りも開かれる。
オオカメノキ〈5月中旬~6月〉
冬芽の形、花、紅葉と通年楽しませてくれます。
水芭蕉〈5月中旬~6月〉
上の平高原の沢沿い、湿地に群生地が在りトレッキングコースも在ります。
サンカヨウ〈5月中旬~6月〉
ブナ林の中に残された雪が解けると、一面にサンカヨウが咲きます。
ラショウモンカズラ〈5~6月〉
ホウチャクソウ〈6月〉
フデリンドウ〈6月〉
シラネアオイ〈6月〉
ショウジョウバカマ〈4~7月〉
標高を選ばないので里から高山にまで生息しています。
タニウツギ〈5月中旬~7月〉
ピンク色の花が上ノ平高原までの道路沿いに咲きます。
ウマノアシガタ〈5~7月〉
八重咲き品をキンポウゲと呼んでいる。
ツバメオモト〈6~7月〉
イワカガミ〈6~7月〉
花期は梅雨の頃で、小雨にけむるヤマボウシの白さは一度会ったら忘れられない花のひとつです。
マイズルソウ〈6~7月〉
ノビネチドリ〈6~7月〉
ヤマボウシ〈6~7月〉
花期は梅雨の頃で、小雨にけむるヤマボウシの白さは一度会ったら忘れられない花のひとつです。
ヤマオダマキ〈7月〉
ヤナギラン〈7月中旬~〉
冬ゲレンデとして使われていた場所は、夏には草原・花畑に変わります。中でもヤマハハコ・ヤナギラン・ヨツバヒヨドリは上ノ平高原の代表的な花です。
ギンリョウソウ〈6月~8月〉
上ノ平高原のブナ林の足下に咲く、葉緑素を持たない植物。
ミヤマキンバイ〈7~8月〉
ニッコウキスゲ〈7~8月〉
ヨツバヒヨドリ〈8月〉
ヨツバヒヨドリの咲く頃に、蜜を求めてアサギマダラ蝶が渡ってきます。時には大群に成ることも。
マルバダケブキ〈8~9月〉
ヤマハハコ〈7~10月〉
冬ゲレンデとして使われていた場所は、夏には草原・花畑に変わります。中でもヤマハハコ・ヤナギラン・ヨツバヒヨドリは上ノ平高原の代表的な花です。